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魍魎の匣#最終回

観ましたよ魍魎最後まで。
詳細感想は後で書くかわからないのですがとりあえず思いつくことだけ。
(※と書いていますが#12#13の詳細感想は忙しくなってしまって結局書けませんでした。もし#11まで読んでくださった方がいましたら申し訳ありません…)

うん、個人的にはやっぱり好きでした。
映像が綺麗だったし、ストーリー構成もよくやったなぁと。台詞は多分ほとんど原作のままだったでしょ。そのせいか言葉による説明不足も多かったけど、ストーリーの再現性は高く、良く出来てると思う。

しかし、かつて原作を読んだときの衝撃、あれを多少でも感じられるかと期待してましたが、叶いませんでした。
このアニメだけを観ている人はどうだったんだろう。
映像の方がインパクトあるだろうと、思っていたんだけどな。

「憑き物落とし」では、京極堂の言葉の破壊力が、激減してる気がします。
あの魔術的とも思える「憑き物落とし」は、圧倒的な量の言葉の積み重ねが裏打ちしていたのだなぁ。やっぱり、言霊による「呪」であって、そこは映像に代えられないのだと、思ったのでした。


それからそれから、「魍魎の匣」の合言葉
「みっしり」
が全然出てこなくてがっかりした!
読後すごく流行ったんですが!我が家だけですかそうですかorz

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魍魎の匣#11

#11「魔窟の事」

今回は関口君の代わりに、xxxHOLiCの四月一日君が出てた(気がする)。

陽子の髪のでっかい花がいつもと違う?と思ったら実は、毎回違ってたんですね、全然気づかなかった…。
2話では月下美人か何か、3話はクレマチスか何か、9話では黄色の菊、今回は藤の花でした。(わざわざようつうべで確認してしまったorz)


■アバンタイトル

陽子の家。母親宛ての手紙を書いている。(#9で木場が訪ねる直前の場面)
父が居なくなってから、美しかった母が変貌して行ったのが嫌だった。以前の母のようになりたくてあのような浅ましい行為に及んだ、と綴る。
「私はあの人のところへ行きます」
と決心したのにも関わらず、探偵が来るまで家にいたのは、木場修を待っていたから?


■本編

「帝銀事件」のあらまし。この話とは直接関係ないが、背景補強?登戸研究所繋がりで。

「陸軍が密かに開発していた毒薬のことは、もっと後になって別の事件のときに更に詳しく聞くことになるが、それはまた別の物語である。」
あれ?別の物語って何だっけな。(魍魎以外の作品ほとんど覚えてないよ私…)

京極堂の座敷。
久保のバラバラ死体が出て、事件はまだ終わっていないと思われる。
分かっていない(京極堂以外)のは、久保を殺した犯人、加菜子を突き落とした犯人、加菜子を誘拐した犯人、須崎を殺した犯人。
「何だ、未解決の事件ばかりじゃないか」と榎木津。

知っていることを話せと言う関口・鳥口・榎木津連合軍に折れた京極堂、鳥口の車で青木の見舞いに行きがてら、美馬坂とは従軍中、あの研究所(箱館)で一緒に働いていたと明かす。
京極堂によれば、美馬坂の研究は人体のパーツを人工物と交換する「死なない兵士」。実際は莫大な費用を掛けて人一人を生かす研究であったため、軍の役には立たなかったと。
美馬坂は離婚について妻と手紙をやりとりしていて、差出人の名は「絹子」といった。

(絹子というと陽子の芸名と同じなので、アバンタイトルと合わせて、陽子と美馬坂の関係が見えてくると。)

ここで陽子=美波絹子の映画のフィルム。絵葉書に「デヰ゛ル」と書かれている。
(原作では脅迫状にあった言葉。しかしアニメでは脅迫状の文面出してない(はず)なのに、ここで出てきてどうするよ?)

Bパートは、木場修のお着替えシーンから(…)
軍服に拳銃の臨戦態勢。卓袱台には、バラバラ事件の新聞記事。

青木くんの病室。右腕は骨折したのか吊っている。頭には包帯。
(どうして髪が短くなってるのだろう?頭の怪我の治療で切るなら丸刈りでは(笑)。でも前より似合ってるよ)

青木の話では、出た手足は、手指が久保と同様欠けていた。箱には入っておらず紐でくくられただけ。また、少女バラバラ犯人は、アトリエの状況から久保に間違いないと。

「久保は一体何を見たというんだ」
関口唐突。通り物を強調したいんだろうがなんか唐突。

謹慎の解けた木場修が拳銃を持って出たらしい。
顔を見合わせる京極堂と榎木津。木場の意図を悟ったようだ。

「本当の終わりにしよう」と京極堂。
榎木津、鳥口、関口を箱館へと向かわせる。

「榎木津さんは道を間違えないんですか」
「当然だ!」

しかし着いたのは陽子の家。

回想(アバンタイトルの続きで木場修と陽子)

「知ってしまったのですね」
(加菜子が陽子の娘であることを、だろう。)
加菜子の治療費のために遺産を相続するつもりだという。
「人はどうして死ぬのでしょうね」と、手紙を見る。

「残念だが、奴の雇った探偵は世界一役に立たない、ろくでなしだ」
すごい言い様だな。探偵の定義が世間と違うのは確かだが。

回想終わり。


「宮前だとか談合坂だとか」と喚きつつ、その探偵が連れに来た。

「あんたが大事に想っているあの男が危ないんだ」
「木場さんが」

ここで「あの人」ではなく木場の名を出した。陽子は木場を想っているって自分で認めたのにな。

その木場さん、箱館へ侵入。甲田のおじいちゃん殴って「乱暴な方がいい」って、ぉぃ。またカッコから入ろうという。

「木場が傷つくくらい何でもなかったろうに。あんたはそれほどの罪は犯しちゃいないんでしょう?」
目を伏せる陽子。

美坂がバラバラ犯人と決め付けて銃口を向ける木場。
榎木津たちは間に合うのか…
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魍魎の匣#10

感想、周回遅れ。(ぁぅぅ)

#10「鬼の事」

今回は京極堂VS御筥様(@中ボス)。
きましたね憑き物落し。

■アバンタイトル

雪の降る山林。
多数の石塔の前で、神官と修験者の問答。
これも映像化してくれて嬉しい!久保竣公の受賞作、「蒐集者の庭」の一場面。
景色がきれいだなぁ。(後ろに流れる懊悩の声は怖いですが)

■本編

息を切らしながら関口君が暗い石段を上っている。その先にあるのは京極堂の神社。
「陰陽師はね、やがて権力から遠ざかるとその身に穢れを引き受けた代償としてね、鬼になったんだよ」
晴明紋の入った羽織と手甲姿で京極堂出撃ー。
目眩坂の下、鳥口、榎木津が車で待っている。(榎さんは楽しそうですねー)
お、と注意を引かれる鳥口。
(彼が初めて目にする京極堂の姿だとそれでわかる。こういう細かい演出はいいですねー。その辺無頓着なアニメが多いもの)

「京極堂がこうして自ら出向くのは極めて珍しい。それは彼が陰陽師として動くとき、鬼にならねばならぬからかもしれない」と関口のモノローグ。

時間は、前回ラストシーンに戻る。
発見された腕にはえにしの紐が巻いてあり、頼子のものに間違いないと。

「本当に久保は犯人なのか」と関口。

京極堂はバラバラ犯人が久保竣公であると確信する根拠を説明する。
(ちなみに信者名簿の件から、久保竣公が御筥様関係者であることはすでに判っている。)

青木刑事によると、被害者の三人の家庭が信者帳簿に載っていた。
つまり犯人は帳簿から被害者を選んでいた。(とそれだけで断言するのはおかしいんだけど、後述されたように実際は「帳簿の順序」で被害に遭っていて、それを京極堂は知っているので)

京極堂は、久保の「蒐集者の庭」の内容と彼のプロフィールから、御筥様を作り出した黒幕が久保であると断定。
また、頼子失踪の時、久保は近くにいたこと。
久保は白い手袋をしているが、被害者周辺にも白手袋の男の目撃証言があること。

(手袋に関しては正直「それって決め手?」と思わないでもない)

説明を聞きながら俯き、黙り込む関口。
(結構久保に感情移入している感じ。危険危険。)

「退治しなくちゃならんのじゃないか、その魍魎を」とシュナイゼル殿下もとい榎木津。(いや誰かに似てると)
「僕らは御筥様を叩く」厳しい表情の京極堂。

で回想は終了。
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魍魎の匣#9

#9「娘人形のこと」

この回で(いわゆる)事件篇、終了ですね。あー、ここまで来ちゃったかー。
以後は(いわゆる)解決篇。
今までバラ撒かれた情報があれもこれもあちこち繋がって、認識がひっくり返ったりしていく訳です。
それを楽しめる原作未読の方がちょっと羨ましかったり。

■アバンタイトル

「なぜうまくいかない」男の呟き。
--今まで関口の姿で表されていた「匣の中の娘」主人公は、若い男の顔に変わる。
「あの医者に会わなければ…」
部屋の床には三つ編みの髪、切断された腕には紐が巻かれている。
そして血まみれの原稿用紙が。

今まで別々に出てきていた「バラバラ犯人視点の映像」と「匣の中の娘」の物語がここで重なったところ。
腕の紐は「えにしの紐」ですにゃ…。合掌。

■本編

学校で聞き込みをする福本巡査。
「頼子ちゃん嫌われてたんだ…」
ずばり言うな。
(小説での頼子は空想癖は強くて内気で大人しい娘、ってイメージが強かったから、ここでちょっと愕然とした覚えがあるんですよ。でもアニメで見ると彼女あまりに自己主張強いので「何を今更」な感じですね…;)

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魍魎の匣#8

#8「言霊の事」 

■アバンタイトル 

「匣の中の娘」(関口ver)の続き。
隙間があるのを嫌がる主人公は、大量の箱でみっしりと部屋を埋め、隙間に眠って落ち着く。
そこへ祖母が亡くなったという電報。帰省する汽車の中で、ふと気付くと目の前には箱を抱えた男が座っている。
ここで、一話の「匣の中の娘」に繋がるわけだ。

■本編 

登校途中の頼子。心の中で同級生や母親を蔑んでいるが、ふと加菜子を思い出し反対方向へ歩き出す。歩きながら加菜子の真似をしてみるものの、何かうまくいかない。

汽車に乗る関口。手には、信者名簿の写しを持っている。浮かない顔。
編集部から送られてきた「匣の中の娘」を読んで、精神的に不安定になっているらしい。

匣の中の娘のイメージ映像。
箱についている観音開きの扉を開くと、中から現れる少女の顔。
「匣の娘を中禅寺敦子で想像してしまった」

なるほどショートカットでちょっと派手めな顔立ちだと思ったら!
関口が敦っちゃんでイメージしてたからかー!納得。
そゆことなら「ホー」も許しますよ…(#1の感想参照)

その少し前、関口が家を出るときのやりとりで、関口奥さん登場!(でも小さくて顔が良く見えなかったよ…)
「里村に会ってくる」
「どこか具合でも?」
「野暮用だ。(具合が悪くても)里村にだけは掛からないよ」(同感)
「巽さんは口が悪いんだから…(笑)」
雪絵ちゃん、無邪気を絵に描いたような可愛さです~(*^^*)

場面は監察医である里村さんの医院へ。
そこへ夕方尋ねてきたのは、後輩青木刑事の話を確認に来た木場修。
里村さんイメージまんま!いや~~人当たりが良いけど切るの大好きという。良いキャラですねー。

里村によれば、バラバラ被害者に柚木加菜子と同じ血液型はいない、最初に相模湖で出た手足以外は。しかしそのとき加菜子はまだ行方不明になる前だったから除外してよい、と。
里村の見解では、犯人は殺してバラバラにしたのではなく、切るのが目的だと思われる。
木場は美馬坂を思い出す。戦前、実験用に犬を集めていたこと、戦中は人体実験を行っていたらしいこと。死なない兵士の研究。
里村はそういえば関口から預かったと信者名簿を木場に渡す。

…長いので以下畳みます。

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魍魎の匣#7

#7「もうりょうの事」

京極堂の台詞や進め具合がほとんど原作まんま(いや覚えてるわけじゃないけどそんな印象)とは、チャレンジ精神旺盛なアニメだなー!
色んな意味で大変でしょうに。
相方が「銀英伝の会議並みに動かない(笑)」という密室劇(密室じゃないけど)で、京極堂の長弁舌の間ずっと画面を保たせる努力に感心しました。話を補足する映像だけじゃなく、風景のフラッシュ、室内の小物、マスコット妖怪、猫、そしてたまに京極堂のアップ。(笑)
おかげで飽きない。
しかしうっかり画面ばかり見ていると、薀蓄が右の耳から左の耳へスルー。
京極堂の台詞には字幕を付けて欲しいと半ばマジで願っています。脳内で漢字変換できません。(←だから原作をいい加減発掘しろと)


アバンタイトル:
リアル日本人形似の少女(…)が店先(本屋?)で絵本をめくっている。
そこへ関口くん担当の女性編集者の声が被る。
彼女からの手紙は、関口が原稿の並び番に悩んでいると聞いたが、発表順と執筆順が異なっているためではないか、という内容だ。
また、久保竣公の新作をどう評価すべきか戸惑っているので意見が聞きたいと、手紙と一緒に「匣の中の娘(前編)」のゲラ刷りが同封されている。
匣の中の娘の朗読が始まる。主人公の姿は関口自身。隙間を異常に嫌う主人公が、部屋の隙間を埋めるために、ぴったりした箱を作ってもらおうとする。

本編:
相変わらず京極堂の奥座敷。日の当たる縁側で寝そべる猫。
魍魎とは何か、という問いに、古今東西の資料を引用して結局「はっきりしない」という京極堂。
いつものように明確な答えはないのか、という関口に、自分の定義では「囲われた縁、境界に湧くもの」であると言う。
ところが、御筥様の教主も、知ってか知らずか、「風通しの悪い場所、囲われた場所に魍魎が湧く」と謳っている。(学が無く妖怪に縁もない箱師だったにも関わらず)間違ってはいない。

また、霊能者として例えインチキであっても、喜捨をして信者本人の気持ちが収まるのであれば、外から文句のつけようがない。

ところが鳥口は「霊能者としてではなく犯罪者として告発したい」と言う。
なぜなら、バラバラ事件の被害者の可能性が高い行方不明少女13人のリストを見ると、御筥様の信者の娘が7人も含まれていたからだ。
(関口「警察の内部資料のはずだ」鳥口「(ニヤリ)」←仕事できる奴だ!)
その信者たちには、最近喜捨の額が少なくなった共通点があるという。
しかし、信者を不幸にして喜捨額を増やすために行っているとは考えにくい。

それだけでははっきりしないという京極堂に、何が必要か教えて欲しいと頼む鳥口。
お祓いの文言や様式など細かいところの情報を所望する京極堂。

当然関口も手伝わされることに。
「どうせ暇なんだろう」
「そんなことはない」(…暇だけど)

御筥様の信者名簿を「これを警察に」と渡された関口。
木場は事件の担当外なので、監察医の里村に渡すことに。
中をめくって、新進気鋭の同業者、久保竣公の名を見つけ驚く。
(ひっそり楠本君枝(頼子の母)の名があるがここではスルー)
一度顔をあわせたが、話をしたくない相手と漏らす。

最後に京極堂は、木場のいた例の研究所には近づくなと警告するが、それ以上は何も語ろうとしなかった。




以下、犯人に関する言及なので畳みます。
原作ネタバレ注意!
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魍魎の匣#6

#6「筥の事」

今回のアバンタイトル:
敦子による、子供へのインタビュー。
子供たちの間で、黒い服、白い手という姿で「箱」を持ったオバケが出る、という噂が広がっている。

さて本編は、京極堂一色です。
木場も探偵も頼ちゃんも一切無し。鳥口と関口は、居たけどほぼ添え物というか付け合せ的な印象でしたよ。

鳥口の近況や、幼い頃遊んだ神社の様子を言い当てた京極堂。
実は前もって知っていた情報、或いは推測できる内容だったと明かす。
「騙したんじゃない、話す順番が逆だっただけだ」

鳥口が御筥様で騙されたのも同様のトリック。

鳥口から商売が上手く行かないからとお祓いを頼まれる。
→鳥口から連絡先(大家の電話番号)を聞き出す。
→待たせている間に速攻、鳥口の実家を装って大家に電話を掛け、職場を聞き出す。
→実家を装って職場に電話をかけ情報を聞き出す。

しかし例えトリックだったとしても、必ずしも糾弾されるべきペテンとは限らない。
で、京極堂は霊能者と宗教者と占い師の性質と違いを解説。

(説明早くて脳が追いつかなかった;もし機会があったらここ補完するですよ…)

御筥様の場合、ご神体は「箱」である。
教主の周りに自然と集まっている状態で、特に布教活動を行っているわけではない。
霊能者なのか宗教なのか曖昧。

「どうしてそんな話を延々と聞かせるんだ」
「その話を聞きに来たんじゃないのか?」
「…(はっ)その通りだ!どうして判ったんだ!」

関口さんアンタ…。orz

鳥口が御筥様を調べだしたのは、清野という男が信者の名前と喜捨額の書かれた名簿を持ち込んできたのがきっかけだった。
男は御筥様の信者は不幸になる。喜捨を増やすためにわざと不幸な状況を作り出しているのではないか。金はいくらでもいいからまず記事にしてくれ、と言う。

潜入失敗後、周辺で聞き込みをした鳥口は、風呂屋の親父から教主の過去を聞く。
御筥様の教主、兵衛はかつて人形用の木箱を製作する腕の良い木工職人で、後に制作するようになった鉄製の箱は、その精密な出来ばえから軍で使われるほどだった。
が戦時中の鉄不足で箱を作れなくなると精神的におかしくなり、妻と息子は出て行った。

戦後、風呂屋が屋根裏から、兵衛の母から預かっていたという箱を発見する。
兵衛の母は霊能力があったと言われ、その力を調べにきた人物がいたらしい。
(前回の話で出てきた、福来博士だろう)
二重になった箱の中には、

「紙が入っていた」
「うへぇ!」
京極堂の指摘に、仰け反りかえる鳥口。

中の紙に書かれていたのは、「魍魎」。
その後、兵衛は「穢れ封じの御筥様」を標榜するようになった。

もうりょう、と聞いた古本屋であり晴明神社の神主であり陰陽師でもある京極堂は、困ったように天を仰いで、一言。
「参ったな。魍魎は苦手なんだ」
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魍魎の匣#5

アバンタイトルは、「遊ぼうよ」と関口を誘う少女。そしてもうひとり、「助けて」と蹲る同じ少女。
「姑獲鳥の夏」の彼女が何で、と思ったら、関口巽「目眩」との文字。あ、そか。あの話が「目眩」になったんだった。


#5「千里眼の事」

知らない筈の事を言い当てる千里眼、透視能力を中心にした回。

まず、昔実際に行われた福来博士の千里眼実験のエピソード。

次に、探偵・榎木津礼二郎登場。
増岡弁護士が榎木津に、柚木加菜子の捜索を依頼する。
柴田財閥の創設者が死亡し、加菜子が生きていれば(そして柴田の血を引くと確認されれば)全財産を移譲されることになっているため。
榎木津は、加菜子の母が美波絹子(柚木陽子)であること、柴田財閥が監視員として送り込んだのがのっぺりした顔の男(雨宮)であること、等「知りえないはずの事」を言い当てる。
増岡は榎木津が事前に調査したものと思い、その調査能力に舌を巻く。

短編集の順番に悩む関口。
「目眩」は締切に間に合わず、京極堂を模した黒装束・黒手甲の男に女を殺害させるという無理なオチにしたことに落ち込む。
そこへ鳥口が訪ねてくる。
何でも言い当てるという御筥様に潜入取材を試みたが、見抜かれて玉砕したらしい。それでも「インチキ」と断言する鳥口に、京極堂へ持ち込んでみようと薦める。
そして、御筥様と同じように鳥口しか知らない幼少の頃のことを言い当てる京極堂。

不思議じゃないか、という関口に…来た来た来ましたよっ

「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」

この決め台詞で今回は終わり。
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魍魎の匣#4

#4「火車の事」

予想が外れて、アバンタイトルは匣の中の娘(後編)でした。

※以下、今回の出来事です。原作ネタバレは無し。
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魍魎の匣#3

#3「羽化登仙の事」

『匣の中の娘(前編)』終了のため、アバンタイトルは加奈子モノローグ。
彼女の上で医師たちが何かやり取りしているが聞き取れない。

一方、頼子。
母と笹川が、穢れ封じの御筐様を家へ呼ぶ。
あの御払い文句(何か別の言い方が…)がとても良いですね雰囲気あって。


クラスに馴染めなかった加奈子が、頼子という友達ができて嬉しそうだったと朗らかに話す雨宮に
「嘘だ。」


その後加奈子と面会する頼子。
だだっぴろいフロアを大小無数の箱が床を埋め尽くし、部屋の中央には天井から幾重にも吊り下げられたカーテン。
カーテンを何枚もめくっていくのが、稲荷神社の並んだ鳥居をくぐるような神秘的な感じがします。
中の光、プリズムのように偏光がかってて綺麗でした。


以下原作既読のネタバレっぽいのがあります。
若干ぼかしてはあるけどわかっちゃうと面白さ半減なので注意。

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